
投資始めたんだけど、結局いくら投資すればいいの?
・・・と言っても少ししか投資する余裕ないんだけど大丈夫かな



大丈夫!小額からでも投資できるよ!
投資を始めたばかりだと、いくら投資すればいいかわからないですよね。
今回は毎月いくら投資すればいいか、少額でも効果はあるのかを解説していきます。
これから投資を始めようという方は是非参考にしてみてくださいね。
この記事はこんな方におすすめ
- 投資を始めたけど、いくら投資すればいいかわからない
- 毎月少額しか投資できないけど大丈夫なのか不安に思っている
結論:毎月の投資金額は「少額でも無理なく続けられる金額」が最適
最適な投資金額は「無理なく続けられる金額」です。
人によって状況は異なりますが、まずは少額から始めてみて、自分に合ったペースを見つけるのがベスト。
時間を味方に、長く続けることを目指しましょう。
- 成功のカギは長く続けること
- 最適な金額は人それぞれ
- 生活費を削るのはNG
「成功のカギ」は長く投資すること
投資は時間を味方につけて長く続けることが大切なので、無理のない金額で投資しましょう。
短期間で一発逆転!とか考えてしまうと運任せのギャンブルになってしまいます。
投資は複利効果を活かし、コツコツ積み上げることで大きな資産に育ちます。
たとえば、月1万円を年率7%で30年運用すると約1,220万円になりますが、途中で無理な金額を投資してしまい、やめてしまうとその効果は得られません。
そのため自分のペースで続けられる金額を選ぶことが成功のカギです。
最適な金額は人それぞれ
その人の収入、家族構成、ライフスタイルによって最適な金額は変わります。
例えば独身20代の人はあまり給与が高くありません。生活費や貯金など差し引くと投資に回す金額は月1万円なんてこともあり得ます。
一方、子育て中の40代で世帯年収800万円の家庭では、教育費や住宅ローンを考慮して月3万円が適切な場合も。
生活スタイルや将来の目標によって異なるため、まずは家計を見直し余剰資金を確認することが大切です。
生活費を削るのはNG
間違っても生活費や貯金を全て投資に回すなんてことはしないでください。
投資は余裕資金で行うもので、生活を圧迫すると逆にストレスになったり、株価が下落すると仕事も手につかないなんてことも。
たとえば、生活費が月20万円必要なのに全額を投資に回すと、急な出費に対応できず挫折する恐れがあります。
少しずつ投資を増やし、慣れてきたら収入アップや節約で投資額を調整していきましょう。



長く続けるには生活に支障がでない金額にするのがいいんだね



無理な金額をいきなり投資すると下落したとき辛いからね
投資金額を決める4つのポイント
とはいえ、結局いくら投資すればいいのか決めるための基準があると考えやすいですよね。
ここでは最初のステップとして3つのポイントを紹介しますので、是非1度考えてみてくださいね。
- 毎月の収支を把握する
- 生活防衛資金を確保する
- 目標金額を決める
- リスク許容度を把握する
毎月の収支を把握する
自分が何にお金を使って、いくら残るか把握します。
その残ったお金を貯金と投資にいくら回すか考えましょう。
投資は余剰資金で行うことが大切ですので、余裕がない方は、支出の見直してください。
支出の見直しは以下がおすすめですよ。
- スマホを格安SIMへ変更する
- キャッシュレスでポイ活
- 自炊
- 月々の光熱費会社の見直し
- 保険の見直し
- お金の掛かる趣味の見直し
生活防衛資金を確保する
投資に回しすぎて生活する余裕がなくなった、なんてことになったら本末転倒です。
事故やケガなどによって働けなくなったときのことも想定して、月の生活費3か月~6か月を貯めておきましょう。
単身世帯の方はもう少し少なくてもいいかもしれないです。



バリバリ働くから1か月分の生活費でいいか!



独身ならそれでもいいけど・・・
何かあったときのために、もう少し余裕があった方がいいかもね
目標金額を決める
「いくら資産を増やしたいのか?」を決めずに投資を始める人は意外と多いです。
まずは投資を始めてみる!という感じでスタートさせても全然いいと思いますが、
せっかくなので、自分は将来いくら必要なのか?と自問自答してみましょう。
こういう普段考えないことを考えるようになることも投資の醍醐味の1つです。
投資の目的はお金を増やすことですが、最終的には「使うこと」が目的ですよね。
例えば、豊かな老後を送るため、子どもの教育費を準備するためなど、投資をする理由は人それぞれです。
そのため、まずは「20年後、30年後にいくら必要なのか?」を考え、大まかでもいいので目標金額を設定してみましょう。
目標が決まれば、それを達成するために必要な毎月の積立額や投資期間を現実的に算出できます。
しっかりと計画を立てて、無理のない範囲で投資を続けていきましょう。



将来は1億円ほしい!



え!?あ、いや無理ではないけど、
最初はもう少し現実的な金額の方が・・・
リスク許容度を理解しよう
リスク許容度とは、損失が出ても精神的・経済的に耐えられる金額のことです。
例えば、貯金100万円の人が全額を投資し、市場が50%下落した場合50万円の損失になります。
このとき、「自分はいくらまでなら耐えられるか?」を考えることが大切です。
最初は判断が難しいかもしれませんが、まずは少額から投資を始めて感覚を掴んでいきましょう。
もし相場が下落したときに「不安で辛い…」と感じるなら、それは自分のリスク許容度を超えている可能性があります。
私も投資を始めたころ、リスク許容度に見合わない金額を投資してしまい、毎晩不安で仕方なかったです。
仕事中も手につかず、トイレに行っては株価を確認して一喜一憂する・・・といった具合でした。
こういった場合は、毎月の投資金額や現金と株式などのリスク資産の割合を見直すことが重要です。
無理のない範囲で長期的に続けられる投資スタイルを見つけていきましょう。
投資は少額でも良い理由
投資初心者の場合、小額で全く問題ありません。むしろ最初は少額の方がいいです。
投資は長期間運用するものなので、いきなり大きな金額を投資してしまうと、下落でも起きようものなら不安になって売却してしまうかもしれません。
投資が少額でも良い理由
- リスクを抑えながら経験を積んでいける
- 投資の習慣を身につけられる
- 学びながら始められる
- 複利効果を早めに活用できる
- 心理的ハードルが低い
- 少額でも成果を実感できる
リスクを抑えられる
少額投資なら万が一損失が出ても生活への影響が最小限に抑えられます。
例えば、月1万円投資して5%下落しても損失は500円。月10万円だと5,000円の損失となり、心理的負担が大きくなりますよね。
少額なら「失敗しても大丈夫」と安心して始められます。
投資の習慣が身につく
少額から投資を始めることで、無理なく続けられる習慣が身につき、長期的な資産形成の第一歩になります。
例えば、月5,000円を1年間積み立てると、6万円+運用益に。習慣化すれば、徐々に投資額を増やすことも可能です。
おすすめは毎月一定額を自動で積み立てる設定にすること。
これにより買い忘れを防ぎ、感情に左右されず淡々と投資を続けられます。
「続けること」こそが投資成功のカギです。
少額投資なら無理なく習慣化できるので、まずは気軽に始めてみましょう。
学びながら始められる
少額なら失敗しても大きな損失にならず、投資の仕組みや市場の動きを学ぶ「実践の場」として最適。
投資信託で値動きを観察したり、手数料の影響を体感したりもできます。
例えば、初心者におすすめの投資はインデックス投資と高配当株投資があります。
どちらも初心者向けの良い投資方法なのですが、目的や手法が違います。
これらも小額で投資を進めていくにつれて、自分がどちらに向いているのか理解できるようになります。
高額だと失敗が怖くて踏み出せないが、少額なら気軽に試せますからね。
複利効果を早めに活用できる
少額でも早く始めれば、複利(利益が利益を生む効果)が時間をかけて働いてくれます。
複利は人類最大の発明だ、というアインシュタインの名セリフがあるように、
敵(借金)に回すと非常に怖い複利も、味方にするとこんなに頼もしい相棒は他にいません。
例えば、月5,000円を年利5%で20年積み立てると約200万円に(元本120万円+利益80万円)。
投資は「金額」より「時間」が重要です。少額でも早く始めて最強の味方「複利」にお仕事してもらいましょう。
心理的ハードルが低い
もし初心者の方が「全財産を投資しましょう!」と言われたら、思い切って踏み出せる人は少ないでしょう。
その点、少額投資なら大金を投じるプレッシャーがなく「お小遣い程度でOK」と思えるため気軽に始めやすいのがメリットです。
例えば毎朝コンビニで買うコーヒー1杯(500円)を我慢して、その分を投資に回してみるなど日常のちょっとした工夫でスタートできます。
初心者にとって、「始めやすさ」はモチベーションの維持にもつながる重要なポイント。
まずは少額から無理なく投資を始めて、コツコツ積み上げていきましょう。



日常の何かを少しだけ節約して、
その浮いた分で投資を始めると心理的ハードルも下がると思うよ!
少額でも成果を実感できる
仕事や趣味において小さな成功体験って大切ですよね。
投資においても、小さな成功体験が「続ける意欲」につながります。
たとえば、少額投資でも利益が出ると「お金が増えた!」という実感が得られ、モチベーションが高まります。
月1,000円を投資して、1年後に50円増えたら5%のリターン。
わずかな額でも「自分のお金に働いてもらえた!」という達成感を味わえます。
最初、たとえ少額でも投資でお金が儲かったときはきっと感動すると思いますよ。
投資の魅力は、金額の大小ではなく「運用する経験」そのものにあります。
まずは少額から始めて、「投資している感覚」を楽しみながら続けていきましょう。
投資シミュレーション【3万円、5万円、10万円】



いくら投資したらどれくらいになるの?



毎月の積立て金額ごとに計算してみたよ!
以下が前提条件だよ。
- 年率8%(全世界株式30年間の平均リターン)
- 金融種別は投資信託を想定
- 毎月の投資額3パターン 3万、5万、10万
- 初期投資はゼロ円
運用期間 | 月3万円 | 月5万円 | 月10万円 |
---|---|---|---|
10年後 | 552万円 | 863万円 | 1,726万円 |
20年後 | 1,823万円 | 2,597万円 | 5,194万円 |
30年後 | 3,401万円 | 5,668万円 | 1億1,337万円 |
時間を味方につけると大きく増えますね。
30年続けると、元本の約2.5倍~3倍以上の資産になります。
月3万円の投資でも、30年後には約3,400万円に。
月10万円なら30年で1億円超えも夢じゃないです。
- 長期運用×複利効果 で資産は大きく増える
- 月3万円でも30年後には4,500万円 以上に成長
- 投資額を増やすと、資産形成のスピードもUP!
最適な投資金額の見つけ方



えーと、結局僕はいくら投資すればいいんだっけ?



え!?何度も言った・・・い、いや、
それなら簡単にステップをまとめたから参考にしてみてね!
実際にどのような手順で自分に合った金額を見つけていけばいいか、以下に紹介します。
簡単に月給と固定費を確認してみましょう。
無駄なお金が掛かっていたら削れるか検討してみましょうね。
(光熱費、スマホ代、サブスク)
毎月いくらのお金が余るか確認します。
そこから貯金と投資の振り分けを決めましょう。
(例:5万円余ったら、3万円は貯金、2万円は投資)
自分の家族構成や、この先のライフプランを考えて、
将来自分はいくらの資産が必要か考えてみましょう。
まずは1万円など少額を投資して、投資に慣れましょう。
慣れてきたら徐々に金額を調整していきます。
家計簿アプリや資産管理アプリを利用して、
今の自分のおサイフ状況を確認するのもおすすめです。
それから投資シミュレーションを自分でしてみるのも面白いですよ。
初心者におすすめの投資先
初心者に限らず、投資をするなら新NISAやiDeCoなどのお得な制度を活用しましょう。
新NISAは年間最大360万円まで非課税で投資でき、iDeCoは掛金が全額所得控除の対象となるため、節税効果が期待できます。



でた!有名なNISAとiDeCo!



めちゃくちゃお得な制度だから、
投資するなら利用しない手はないよ!
新NISAとiDeCoの比較
新NISA | iDeCo (個人型確定拠出年金) | |
---|---|---|
目的 | 資産形成 / 老後資金作り | 資産形成 / 老後資金作り |
税制優遇 | 運用益が非課税 | 運用益が非課税 + 掛金が全額所得控除 |
投資可能額 | つみたて投資枠:年120万円 成長投資枠:年240万円 (合計最大360万円/年) | 月5,000円~上限額まで |
引き出し | いつでもOK | 原則60歳まで引き出し不可 |
対象商品 | 株・投資信託・ETF・REIT | 投資信託、債券、株式、保険商品、預貯金 |
新NISA
- 運用益が非課税なので、利益が出ても税金がかからない
- いつでも引き出せるため、使いやすい
- 株や投資信託など自由に選べる
iDeCo
- 掛金が全額所得控除になるので、節税メリットが大きい
- 運用益も非課税で、長期投資に向いている
- 60歳まで引き出せないので、老後資金のための運用に最適
新NISAとiDeCoはどちらを選ぶべき?
✅ 柔軟に運用したいなら → 新NISA
✅ 老後資金をしっかり準備したいなら → iDeCo
✅ 両方活用すると、資産形成 + 節税メリットを最大限活かせる!
どちらも少額から始められるので、自分の目的に合わせて活用してみましょう。
まとめ
- 投資の最適な金額は収入や家族構成を見て判断する
- 初心者は少額から投資する
- 少額でも様々な効果が見込める
- 投資するなら新NISAやiDeCoなどの税優遇制度を活用する
投資を始める前は、いったいいくら投資すればいいのか?少額でもいいのか疑問に思いますよね。
今回はそういった疑問に答えらるように記事を作成しました。
少額で新NISAなどの制度を利用し、適切な商品を購入すればリスクも抑えることができます。
まずは適切な金額はいくらなのか考えてみて、さっそく投資を始めてみましょう。
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